食欲を促し一日の活力を
今年3月のワールドベースボールクラシックでも活躍をみせたイチローが食べていることで一躍有名になった「朝カレー」。
しかし、なぜ朝にカレー? スパイスコーディネーター協会の武政三男理事長に話を聞いてみた。
「スパイスはそれぞれ様々な効能があります。例えばトウガラシに含まれる成分カプサイシンは、アドレナリンの分泌を高める効果があり、朝から元気を出すのを助けます。しかし、一度にたくさんの種類のスパイスを口にするのは難しいもの。ところが、市販のカレールウやレトルトカレーには20〜30種類ものスパイスが使われているんです」
とはいえ、スパイスは辛くて朝から刺激的なものは……と躊躇(ちゅうちょ)する人も少なくない。「スパイスは辛いもの、刺激物と勘違いしている人がいるのは残念です。多くのスパイスは、辛さより香りや色づけが主体で、食材を生かしたり味わいに強弱をつけたりできる料理のサポーター。使う時は”良い塩梅(あんばい)”を心得ておけば大丈夫です」と武政理事長。カレー以外にも、朝食におすすめのレシピを提案していただいた(下記参照)。実際、朝に弱い筆者も食してみたら、まず頭とからだがスッキリした気がした。
起床したてのモヤっとした心身に、スパイスを使った朝食は、食欲を促し一日の活力を与えてくれそうだ。お試しあれ。